結論から言うと、
場所を選べば、動画編集の仕事でも快適にノマド生活が可能です。
動画編集で海外ノマドをする時には、この2つ障壁があります。
・Wi-Fi速度
・機材スペック問題
この問題に触れつつ、快適に生活が出来る理由を説明していきます。
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目次
①日本よりも仕事環境が整っている
◆Wi-Fi設置ヶ所が多い
Wi-Fiを使えるカフェ、飲食店、レストランが数多くあります。加えて、実用速度(15Mbps程度以上)だという点も大きいです。
日本ではWi-Fiが飛んではいるものの、接続してもあまり繋がらなかったりします。私の回った都市は接続さえ出来れば使えるWi-Fiがほとんどでした。
◆コワーキングスペースも多く、安価で利用が出来る
コワーキングスペースが点在して、日本に比べて安価です。
バンコクの有名なコワーキングスペースは、1年契約で1,200バーツ(約4,200円)の場所もあります。
◆移動がコンパクト
バンコクは非常に大きな都市ですが、生活・仕事に必要なものは、主要電車(BTS・MRT)沿いでほとんど揃います。
※食事、コワーキングスペース、カフェ、機材購入など。
街に伴って移動もコンパクトに済むので、非常に生活がしやすいです。
②生活をする上での選択肢が増える
◆自分に合わせた選択が出来る
低価格~高価格のものまで、価格帯や品質帯の領域が広いので多くの選択肢を持つことが出来ます。
食事は、数十バーツ(約100円程度)から食べられる屋台から高級レストランまで幅広くあります。種類も現地料理や、中華、フレンチ、日本食と豊富にあります。
移動手段はバイクタクシー、タクシー、電車(バンコクのみ)、トゥクトゥク、ソンテウ(乗合いバス)などがあります。その日の天候や生活予算を考えて選ぶことが可能です。
生活必需品や、動画制作用の機材も幅広く揃っています。安くて使えれば良いという製品選びや、有名メーカーでしっかりとしたものを購入するという双方とも可能です。
◆関わりたい人を選べる
私の訪れた都市には多人種や日本人も多くいましたので、自分の好きなコミュニティーを選択することが出来ます。
↓↓現地で日本人と繋がりを作りたいという人はこちらもおすすめ記事です。
日本人以外が良いという方は、現地の人や、日本以外の国のノマドワーカーの友達を作ることも可能です。
◆自分のやりたいことに集中出来る
親しい友人や知り合いもいないので、全ての時間を自分の使いたいことに活用することが出来ます。
カフェやコワーキングスペースに入っても、周りの言語が外国語だと耳に入ってこないので集中力も高まります。
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③ストレスを排除することが出来る
◆生活コストが下がるので無理に働かなくて良い
よほど贅沢な生活をしない限りは日本よりも生活コストが下がります。
無理に仕事をしないといけないというプレッシャーも軽減します。
◆関わりたくない人とは距離を取れる
日本と物理的に距離が離れるので、関わりたくない人とは距離を置くことが出来ます。
距離を理由に断ることが容易になります。
◆価値観が少しだけ広がる
基本的に30代にもなるとそこまで大きく価値観が変わることは少ないと思っています。
ただ、東南アジアにしばらくいると少し心にゆとりが持てるようになります。
一例ですが、東南アジアの男性は日本に比べて働かない人も多くいます。昼間から公園でトランプゲームをしていたり、寝ていたり、コーヒーを飲んでいたりする人を頻繁に見ます。
背景の一つに、冬もなく外で寝ても簡単に死にませんし、お腹が空いてもフルーツが比較的安易に取れるので、そこまで無理に働かなくても生きていけるという話も聞きました。
自分がそうなりたいかは別として、こういう世界もあるんだなと少し心に余裕が出来ます。
④Wi-Fi速度と機材スペック問題
◆Wi-Fi速度問題
今回訪問した都市は、
100Mbps以上出る24時間営業
のカフェ・コワーキングスペースがありました。大きな動画の送受信が必要な場合はそこに駆け込めば問題ないです。
◆機材スペック問題
持ち運ぶとなると、必然的にノートPCになりますがスペックに限界があります。
3DCG系の映像制作や、Aeでもかなり重たいエフェクトを使うと正直結構きついです。日本で絶対にデスクトップPCが必要という人はノマドは厳しいと思います。
ちなみに私はMacBookPro2018のフルカスタム(SSDだけ500GB)で、AeとC4D(趣味範囲)を使用していますが、今のところなんとかなっています。しいて良い点を挙げると、いかにデータを重たくせずに制作出来るかが鍛えられます。
これから、もっと高スペックPCが必要になってくれば、日本にデスクトップ型のPCを組んでリモートで操作出来きないか、もしくは書き出しやレンダリングだけを外注出来ないかなど検討しています。
後、動画編集では欠かせない、サブモニターは機動性を考えるとタブレットになります。そのため、画面が小さくて(9.7インチ)少し不便です。この問題は他に良い方法がないか模索中です。
数ヶ月単位で一箇所に滞在する場合は、使い捨て前提で中古モニターを購入するのがオススメです。
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⑤まとめ
◆自分にあったライフスタイルを構築して、ノンストレス生活の可能性を感じました。
上記の問題点と環境の良さを総合すると、
快適さが勝るので、私は海外ノマドはかなり良かったなと思います。
来年以降は日本と海外の2拠点生活も視野に入れながら、新しいライフスタイルを作っていこうと考えています。