本記事では、以下を紹介していきます。
■動画編集を仕事にするのに、アフターエフェクトをおすすめする理由
■独学の方法とプロの動画クリエイターになるまでの道筋
未経験〜動画編集・制作で独立した筆者の経験談をもとに解説していきます。
動画編集・制作に興味はあるけど、
「何からしたら良いか分からない」
「どう進めば良いか分からない」
という方の一つの道標になればと思います。
目次
独学で動画編集クリエイターになる方法!高単価を狙うならアフターエフェクト習得必須!
①なぜアフターフェクトか
アフターエフェクト(AfterEffects)とは
Adobe社が提供する、AfterEffectsという動画編集のためのソフトです。
ハリウッド映画や、国内外のCMでも使われているとても有名な動画編集ソフトの一つです。合成やアニメーションなど幅広い編集に対応しており、とても自由度の高いソフトです。
サブスクリプションのみの販売となっており、
アフターエフェクト単体か、もしくは、Adobeの複数のソフトをまとめて契約するかの2種どちらか選んでの購入となります。
■単体の場合は2,728円/月〜
■複数ソフトの場合は6,480円/月〜
※複数ソフトプランを50%近く安くで契約することも可能です。
アフターエフェクトでできること
3DCGの映像制作は対応していませんが、それ以外たいてい対応しています。
以下が実際にぼくがアフターエフェクトで作った実例です。
なぜアフターエフェクトがおすすめか
理由は以下の通り。
■競合が少ない
■高単価の案件が狙える
■高度な動画制作・編集ができる
■自分の好きな場所・ペースで仕事ができる
■撮影をしない編集の仕事だけでも独立ができる
初期投資としてPCや、編集ソフトの購入、学習コストがかかるため参入障壁が高く、競合が少ない傾向にあります。
高度な編集をすることができるため、さまざまな分野の動画を作ることができます。
編集だけでも仕事が十分に成り立つくらい高需要・高単価で、かつ納期調整もしやすいためPCさえあれば、どこでも仕事をすることができます。
②だれでも独学をできるのか
動画編集を少しでも楽しいと思えれば、誰でも仕事にできる可能性はあります。
ただし、稼ぐためだけ編集を楽しいと感じない場合や、数ヶ月で独立を目指すなど、今すぐに稼ぎたい人には向いていません。しっかりと時間をかけて基礎学習を行えば、仕事にすることも難しくはないです。
ぼくの場合は20代後半での映像制作会社への転職の方が難しく苦労しました。。。結果希望の就職ができずでした。
実際に独学で動画クリエイターになって思うことは、
独学や副業・フリーランスを目指すために一番大切なのは、向いてるか向いていなかよりも、自分の頭で考えて、トライ&エラーをひらすら繰り返すことです。
失敗を経験と捉えて、何度でも挑戦することができればどんな分野でも独学は可能だと考えています。
③独学で仕事になるまでの期間
アフターエフェクトを使った動画を作って仕事にするなら、
月に20万円を稼げるようになる程度を目指すなら早い人で1年、長くて3〜4年程度かなと思います。
ぼくの場合は1年くらいで仕事は受けていましたが、動画編集だけで独立できたのは3年くらいしてからです。
1〜4年と聞くと長く感じるかもしれませんが、
この先の何十年もの人生が大きく変わると考えると、時間を投資する価値はあるかと思います。
④動画編集を始めるための初期費用
最初に必要なものはPCと編集ソフトです。PCは20万円くらい〜
※CPUはできれば最新、メモリは64GB以上、グラフィックカードは4GB以上あればベターです。MacとWindowsはどちらもでOK。Macの場合はM1以降のPCにしてください。
編集ソフトはAdobeのサブスクリプション契約になります。
アフターエフェクト(AfterEffects)単体契約か、Adobe Creative Cloudという複数のソフトが使える契約。
イラレとフォトショを使うならAdobe Creative Cloud必須ですが、アフターエフェクトだけなら最初は単体契約からでもOKです。
■単体契約なら、2,728円/月〜
■Adobe Creative Cloudなら、6,480円/月〜
※年額契約と月々契約で価格が大きく変わるのでご注意ください。
↓↓Adobe Creative Cloudを50%近く安く購入することも可能です。
⑤動画編集を独学する具体的な方法
学習方法は多数あります。
■書籍
■YouTube
■オンライン講座
■オンラインスクール
■通うタイプのスクール
ぼくがおすすめするのは、
オンライン講座とYouTubeでの学習です。
一般的なスクールは、だいたい20〜50万円くらいします。投資費用が高くなればなるほど回収も難しくなります。ぼくが出すなら最初は10万円まで。出しても15万円くらいまでです。
講座の中身に本当に価値があるなら100万円でも出しても良いと思っていますが、正直これから動画編集をする人にその見極めは難しいです。
実際にスクールへ行った複数名に話を聞きましたが、経験者のぼくから見て金額に見合っていない内容という印象を受けました。
先生がクリエイターの実績がなかったりもするようです。
本当に良いスクールもあるかもしれませんが、良いか悪いかの判断は正直経験者でも難しいです。
通うタイプのスクールは単純に通う時間がもったいないのでおすすめしません。通う時間に勉強する方がスキルは伸びるからです。
YouTubeは無料での視聴が可能です。
ただ、最初はYouTubeはあまりおすすめしません。
理由は、体系的に学びにくいからです。
探したいものや、作りたいものが明確にある人にとっては、
とても良いツールなのですが、
「これから何を作るか分からない」
「何から勉強をして良いか分からない」
ような人にとってはYouTubeのように単発のスキルだけを学ぶのは、おすすめしないです。
時間が余るほどある人や、まず試してみたいという程度の人であればYouTube使うのは全然ありです。
オンライン講座であれば
体系立てて、基礎から教えてもらえるので学習もしやすいです。
実際にもぼくもオンライン講座を活用しています。
⑥独学までの道筋と想定しているゴール
最低でもこれくらいかなと思います。
■副業であれば、5〜10万円/月
■本業であれば20万円/月
単価5万円くらいの仕事を獲得できれば、その後は稼ぎやすくなります。
なぜなら5万円くらいの仕事であれば制作の一連の流れを経験するので、あとは同じような規模感の案件数を増やすか、大きな規模の仕事を狙えば収入が上がります。
※制作の一連の流れ
打合せ→絵コンテ作成→ラフ動画作成→動画本編作成→納品
これから逆算をして道筋を立てるなら、ざっとこんなイメージです。
↓オンライン講座で基礎・応用を学ぶ 〜1年目
↓営業活動・必要に応じてYouTubeで知識を学ぶ 6ヶ月目〜
↓月に1万円の収入を目指す 1年目〜
↓月に3万円の収入を目指す 1年半目〜
↓単価5万円の仕事を探す 2年目〜
知識は常に学び続ける必要があるので、期間では考えない方が良いです。最初に基礎をしっかりと学んだ後は、ずっと営業活動をしながら学習をしていきます。
⑦動画編集の独学のメリットとデメリット
※転職やスクールに通わない方を独学と定義
■メリット
・自分のペースで学習ができる
・自分で情報収集や、検索する能力が身に付く
・学習費用は抑えられる分、機材に投資が回せる
・自分にとって必要な知識だけを身につけることができる
自分で選択ができるのは、すごく魅力的です。人に決められたいという方は独学にはあまり向かないです。
■デメリット
・自己学習の管理をしないといけない
・自分の成長が分かりにくい場合がある
副業・フリーランスを目指すなら自己管理は必須なので、
学習の段階から身につけておくことがおすすめです。
⑧独学に向いている人・おすすめしたい人
■自分の意思で学習をしたい方
■効率よく学習投資をしたい方
■マイペースで学習をしたい方
■学習に使える時間が不定期な方
■継続的に学習する力を付けたい方
■副業・フリーランスを目指している方
副業・フリーランスを目指すなら、自己管理は必須なので、独学で能力を養うのはおすすめです。
独学の良い点として、
途中でもし学習の方法を変えたければ、柔軟に調整することができます。なので、ひとまず動画編集の学習をしてみたいという方にもおすすめです。
独学は自らの意思で行い、時には問題解決や軌道修正を自分でしていくので自立力が養われます。
これから動画編集をご検討されていて上記の一つでもあてはまる方は、ぜひ独学で挑戦をしてみて欲しいと思います。
まとめ:独学しつつ、将来のための自己管理能力も鍛える
副業や、フリーランスとして独立を目指して動画編集をするのなら、
アフターエフェクトが圧倒的におすすめです。
アフターエフェクトはいろんな動画を作ることができ、かつ競合も少ないので高単価の案件も狙うことができます。
副業や、フリーランスのように個人で戦う上でも協力な強みになります。
また、動画編集だけでも仕事が成り立つので、
好きな場所で自由に働くことも可能になります。
独立までは1〜4年くらいは想定し、しっかりと基礎を学ぶことをおすすめします。残念ながら今すぐ稼ぎたいという方にはあまり向いていないです。
しかし、学習をしっかりと積み重ねると、その分スキルに応じて案件の獲得率も上がっていきます。
初期投資は、PCと編集ソフトです。20万円〜くらいを見ておくのがベターです。
おすすめの学習方法は、YouTubeとオンライン講座です。
まずはオンライン講座で基礎〜応用を学び、自分に必要なスキルだけピンポイントでYouTube学習するのがおすすめです。
仕事の目標はいきなり大きな金額を目指すのではなく、段階的に目標数字を上げていきましょう。
単価が5万円を越えると、仕事の一連の流れも経験できるので、まずはそこを目標にするのがおすすめです。
副業・フリーランスを目指すなら、
独学でスキルを付けつつ、自己管理能力を養えるのが理想です。
以上です。
最後までお読み頂きありがとうございました。