「契約前に確認しておいた方が良いことを知りたい」
「契約後にトラブルにならない為の方法を知りたい」
「動画制作案件を初めて受注したけど、進める手順が分からない」
こういった疑問にお応えします。
この記事を読めば、
トラブルを避けるために絶対に確認しておくべきことが明確になります。
動画制作を生業としてフリーランスで活動しておりますが、
大きなトラブルはなく続けられています。
普段私が心がけている事を踏まえて、どういった内容を確認しておけば良いのかを紹介します。
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目次
【クリエイター向け】受注・契約前のトラブルを避けるための6つの確認事項【動画制作】
動画編集の契約前に必ず確認しておく必要があるのは、こちらの6項目です。
- 納期
- 価格
- 制作内容
- 制作範囲
- 支払い条件
- 大切なこと
1.納期
納期はめちゃくちゃ大切です。
納期を守れないと次の仕事はまずないと思って良いです。
↓よく初心者に聞かれる初稿と納期の違いです。
初稿・・・制作ベースの動画を提出(1回目の提出)
納期・・・初稿後の修正を加えた納品ベースの動画提出
必ず初稿・納期とも日程を確認しましょう。
初稿の日程は決まっていないことも多く、その時は修正が最低でも2回は入ると想定して計算しましょう。クライアントの確認時間も加味し、最低でも納期の1週間前には初稿提出を心がけると良いです。
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2.価格
契約時点では既に決まっていると思いますが、後からトラブルにならないように必ず最終確認をしましょう。
税有無の価格や、源泉徴収税(10.21%)が引かれるのかしっかりと確認しておきましょう。
源泉徴収税が引かれる場合は、支払調書がもらえるのかも確認しておきましょう。
※支払調書・・・源泉徴収金額を確認するための書類で、企業→個人事業主へ提出されるものです。任意で企業から提出されるものなので、もらえない場合もあり基本的には自分で資料を残しておくようにしましょう。
3.制作内容
クライアントと完成動画のイメージ共有を改めてしておきます。
もしテキストベースでの確認しかなければ、参考動画を使って改めて確認しましょう。
ここでお互いの認識に違いがあると、後から大きな修正が入ってしまう可能性が高いので必ず行いましょう。
もし不安なら初稿までに数回制作途中の動画を提出し、こまめに確認するようにするとトラブルも回避しやすいです。
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4.制作範囲
どの業務がこちらで、どの業務がクライアント担当なのかしっかりと再確認しておきましょう。
✔︎構成検討
✔︎コンテ
✔︎編集
✔︎他
素材はどちらが用意をするのか、ナレーションの有無も確認が必要です。
修正回数も事前に設定しておくと良い場合もあります。もしくは、期日(何日までなら修正依頼OK)を事前に決めておくのもトラブル防止に役立ちます。
5.支払い条件
納品後の報酬が支払われる日を確認します。
一般的に多いのは、【月末締め翌月末支払い】です。
3月に納品のケースだと、3月末までに請求書を送って4月末に口座に入金されます
もし企業や個人と直接取引をする場合は、支払いがされるかは要注意です。
新規顧客の場合は以下の2パターンをこちらから提示することもあります。
①契約時50%支払い、完納後に残りの50%支払い
②契約時30%支払い、初稿時30%、完納時に残りの40%支払い
クライアントとの関係性や、契約金額にもよるので不安を感じた時は、相談してみるのも一つの手です。
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6.大切なこと
上記の確認事項は必ず口頭ではなく、文面に残しておきましょう。
後で、お互いが「言った言わない」というトラブルを防ぐことができます。
文面はお互いに共有のできるメッセージであればなんでも大丈夫です。
もし契約書を渡された場合は、必ず全てに目を通して確認をしてください。特に著作権の部分や、損害賠償条件など、自分に明らかに不利な状況がないかを確認します。もし分からない内容があれば全て確認しましょう。
まとめ:契約時に分からないことは必ず確認しましょう
この項目は必ず確認すべき内容です。
- 納期
- 価格
- 制作内容
- 制作範囲
- 支払い条件
- 大切なこと
確認した内容は口頭や、自分だけのメモに残すのではなく、
必ずお互いが共有できるメッセージなどに残すようにしましょう。
ここは一番重要ですので、何度も言いますが、
やり取りは必ずお互いが共有できるテキストベースで残しましょう。
上記以外でも分からないことがあれば、必ず契約前に確認しておきましょう。
お互いに気持ちの良い取引きができるようにする為に、
こちらからも最大限配慮しながら進めるのがベストです。