
「賃貸契約の家って必要?」
「家を固定しないメリットは?」
「住む場所を定期的に変えるとどうなる?」
こういった疑問を解消します。
なによりも、僕自身がこれを解消したくて実証しました。
僕は2019年4月から固定の家を持つのを辞めました。
2019年は約330日ほど宿に宿泊しました。2020年7月現在もノマド生活中です。
この記事では、ノマドワーカーの人となりが見え、
少しでもノマド生活をイメージできるような内容を記載しています。
実体験の話を交えながら、
固定の家を持たないメリットや続けると、どうなったかお話していきます。
※アドレスホッパーとは定住する家を持たずに、転々と拠点を変えて生活をしている人を指します。
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目次
僕が固定の家を借りずにノマドをしている理由【アドレスホッパーです】

↓以前、こんなツイートをしました。
ノマド生活をしていると、個人の賃貸では手がでないような空間を使うことができます。
— かも|After Effects×デジタルノマド (@eizou_world) June 24, 2020
一人になりたい時や、お金が無くなった時は、言葉の通じない異国の地か、田舎の人がいないところへ避難します。
何が言いたかって、常に2つ以上の選択肢を持っておくことで幸福度を高めることができるということ pic.twitter.com/9iRUL5uMjG
結論はここに集約されてるんですが、
僕は幸福度を上げるために家を借りない選択をしました。
その根底には、
「2つ以上の選択肢を持つこと」
が、非常に重要だと考えているからです。
↓2つの選択肢です。
①家を借りる(賃貸契約をする)
②家を借りない(宿を住居にする)
この住むという選択において、
①の固定で住むか、②の流動的に住むかの2つ以上の選択肢を持つということです。
この2つ以上の選択肢を持つことができれば、
正直、家は借りても、借りなくてもどちらも良いと思っています。
では、なぜ固定の家を持たず、ノマドやアドレスホッパーの道を選んでいるのか?
借りるよりも借りないメリットの方が大きいからです。
1.家の賃貸契約におけるメリット・デメリット

①家を借りない場合(宿を住居にする)
一番のメリットはフットワークが軽くなることです。
デメリットは、場所を選ばないと高コストになったり、生活のルーティン化が難しかったりします。
■メリット
✔︎荷物が最小限になり、フットワークが軽くなる
✔︎気分や仕事以外の理由で住む場所を決めることができる
✔︎旅行の宿でも仕事をすると経費として計上することができる
✔︎場所を選べば、好立地で家賃よりも安く抑えることができる
✔︎自分では借りられない快適な共有スペースを利用することができる
■デメリット
✔︎ルーティン生活をするのが少し大変
✔︎宿を探すことで時間と体力が消耗する
✔︎オフラインでの友達が出来にくくなる
✔︎移動し過ぎるとストレスになることがある
②家を借りる場合(賃貸契約をする)
一番のメリットは、安定的&計画の立てやすい生活を送ることができます。
一方、デメリットは、荷物が増えたり拠点変更に高額な費用がかかることでフットワークが重たくなります。
■メリット
✔︎宿を探す時間が必要ない
✔︎ルーティン生活がしやすい
✔︎固定の友達ができやすくなる
✔︎長期的に住めば、固定費を節約することができる
■デメリット
✔︎荷物が増える
✔︎高額の初期費用がかかる
✔︎住居移動の手続きが面倒
✔︎長期移動をすると家賃に宿代が上乗せになる
実体験と絡めてまとめると、
・物や人間関係が身軽になり、物や人への依存が減ります。
・無駄な時間や人との付き合いもなくなり、フットワークが軽くなりました。
・結果的に自分の大切なことに時間をたっぷりと使うことができるようになりました。
移動する労力はかかりますが、
移動さえもルーティン化してしまえば、それは日常になります。
拠点を増やしていき、リピートで訪れる街に関しては、
初期の生活準備コストがほとんどかからないので、かなり楽になります。
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2.今、どんなノマド生活をしてるか?

一言で『ノマド生活』といっても、様々なスタイルがあります。
生活スタイルを決める要素は、主に3つあります。
①移動頻度
②移動場所
③人との関わり
何を優先するかで、生活スタイルが変わります。
- 移動頻度が多いのか
- どういった物やことを優先して移動場所を決めるか
- リアルでの人との関わりを多く持つか、最小限にするか
僕の場合で言うと
移動頻度は1〜2ヶ月に1回程度、移動場所は生活環境を最優先にしています。
人との関わりは比較的少なく、最小限に抑えています。
国内での宿を決める基準はこちらです。
✔︎空港・新幹線へのアクセス
✔︎ご飯の種類が多いか
✔︎温泉施設の有無
✔︎ジムの有無
✔︎物価
ノマド生活の良さの一つですが、
- 自然豊なところに住みたい
- 友達が多いところに住みたい
- ご飯が美味しところに住みたい
など、仕事以外の理由で拠点を決めることもできます。
移動先で「仕事の関係で、ここに来たんですか?」と聞かれるので
「ここに住みたいと思ったからです」と答えます。
大体、驚かれて聞き直されるんですが、
ノマドワーカーはそういう方が多いんじゃないかと思います。
2019年の海外ノマドはどんな感じ?
2019年の生活スタイルを選ぶ基準も今と変わっていません。
国内ではなく、海外だったという点以外は、条件は同じです。
【2019年4月〜12月 拠点】
4月〜タイ
7月〜ベトナム
10月〜タイ
11月〜日本
12月〜タイ
こんな感じで移動していました。
特に物価の安い国だと、日本よりも選択肢を多く持てる実感があります。
移動手段は、タクシー、バイクタクシー、電車、車など自由に選ぶことができます。食事はローカルのもの〜現地で高級とされているものまで選ぶ幅があります。
選択肢の多さで言うと、
ノマド生活をするなら、国内よりも東南アジアの方が難易度は低いように思います。
3.ノマド生活を始めるおすすめの方法

まずは国内で他拠点生活をするのがおすすめです。
日本の都市にあるゲストハウスであれば、
1泊1,000円代〜そこそこおしゃれな場所に泊まることもできます。
会社勤務の方ですと週末だけとか、
リモートが可能であれば、1〜2週間でお試しをするのもおすすめです。
2週間あれば、更にリアルなノマド生活感を味わうことができます。
↓名古屋・福岡のノマド宿に関するおすすめ記事です。
✔︎名古屋で【ノマドワーカーにおすすめ】宿泊施設【3選】
✔︎【ノマドに最適】福岡天神のおすすめ宿【ゲストハウス】
↓本格的にノマドをしたいなら、定額制の住居サービスの利用もありです。
✔︎HafH(ハフ) 月額82,000円(3,000円プラン〜)
✔︎ADDress(アドレス)月額40,000円〜
✔︎Now room(ナウルーム)月額22,000円〜
✔︎Hostel Life(ホステルライフ)月額30,000円〜
✔︎Hammosurfing(ハンモサーフィン)月額10,000円〜
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4.快適なノマド生活をするためのコツ

「無理をしないこと」です。
当たり前のようで簡単のようですが、意外と無理しちゃうんです。。。
右も左も分からないところで生活すると最初は体力を消耗してしまいます。
そういう時は、無理せずに休むことが重要です。
ある程度の都市であれば、
ノマド情報もネット上にあるので、事前に調べておくのも一つの方法です。
移動は、自分が気付かない内に想像以上に体力を消耗しますので、
無理をせず楽しみながら生活することが重要です。
5.まとめ:2つ以上の選択肢を持った上で選択をする

まとめると、
「家の賃貸契約をするどうかは、どちらでも良くて、どちらも選べるという状態にしておく」
ことが重要だということです。
そして、それぞれのメリットを考えた結果、
家を借りない方法を選択し、ノマドワーカーになりました。
結果として、こんな変化もありました。
✔︎物や人への依存が減る
✔︎無駄な時間や人との付き合いもなくなる
✔︎自分の大切なことに時間をたっぷりと使うことができる
もし家を借りたとしても、借りなくても物が少ないのは意外とおすすめです。